どうしてもやりたくない!の原因は「PNC症候群」かも

やるべきことがあるのにどうしてもやりたくない・・・こうした経験が誰しも1度はあるかと思います。私もよく、ブログを書こうとするもののやる気が出ずに数時間、手が付けられない状態になることもあります。

 

一般的には家事やダイエット、仕事などが「やらなくてはならない」こととして挙げられるかと思いますが、どうしても気分が乗らない時はどのように対処すればいいのでしょうか?

 

そんなことを考えていたら、ウォールストリートジャーナル[1]でやるべきことを先延ばししてしまう原因の心理学的な対処法が出ていました。

先延ばしは「PNC症候群」とも言う

どうしてもやりたくないという感情に支配されて、やるべきことを先延ばししてしまう状態を「PNC症候群」といったりします。

 

締め切りが迫っているのに取り掛かれなかったり、運動するはずの時間に家でゴロゴロしてまったりしている状態です。

 

PNC症候群の特徴としては、やるべきことに直面した時にFacebookをチェックしたり、昼寝をするなどをして不安や焦りを紛らわそうとするところ。つまり、やるべきことを後回しにして「気分をよくする」ことを優先して行おうとしてしまうわけですね。

 

その結果、どんどんやるべきことが後回しになって、さらにめんどくさい気持ちが大きくなってしまう。

 

カールトン大学心理学教授であるTimothy Pychylによると、先延ばししたところで最終的に締め切りを守れなかったり、ギリギリまで作業することになって、もっと嫌な気分を味わうことになるといいます。

 

つまり、どうしてもやりたくない!と思っても、やる気を上げるために別のことをするとか、後回しにするという戦略はかえって逆効果だってことですね。でも、根性でやり切れ!というのも府に落ちません。どのように行動すればよいのでしょうか?

どうしてもやりたくない!を解決する4つ方法

ウォールストリートジャーナルの記事では、PNC症候群に対処する方法を4つ挙げています。

1.タイムトラベル
仕事をしなければならないという気持ちに反抗している場合は、未来の自分視点で考えてみる。例えば、先延ばしをやめてプロジェクトを終わらせたらどんなに良い気持ちなるかをイメージする。 (あるいは、先延ばしをして作業が終わらない不快な気分を想像する)

 

2.すぐに手を付ける
タスクに取り掛かれない不安を抱えている場合は、すぐに始めてみる。プロジェクト全体をやる必要はないので、最初の1歩を踏み出すだけOKだと考えて実行する。例えば、掃除なら掃除機に手をかけるなど。

 

3.自分を許す
遅れをとっていると感じている場合は、自分を責めすぎない。否定的に考えるよりも「そんな時もあるさ」といった具合に自分の弱さを認めて前に進む。いわゆるセルフコンパッション

 

4.簡単なものから始める
予定したリストの1つのタスクについて、多くの恐怖を感じている場合は、他の簡単なタスクから始める。行動の勢いを得るためには、簡単なタスクをクリアして自信を付けていくことが大切。

 

これらの新しいアプローチはPychylの過去2年間の研究で編み出されたテクニックで、否定的な感情はセルフコントロールの試みを脱線させることがわかってきているんです。例えば、3番めの自分を許すというは意外に思ったかもしれません。

 

一見、自分を戒めて、二度先延ばししないように罰を与えるところまでやりそうなもんですが、実際には自分にはやさしくしたほうがPNC症候群の傾向は減るんですね。

 

また、完了したあとのスッキリ感と、作業がいつまでも残った状態の不快な気持ちを比較するのもかなり効果的です。目標達成でもよく使われている手法ですね。

まとめ

先延ばしは非常に危険で、一説によると年間114万円の損失だと言われています。つまり、あなたが、どうしてもやりたくない気持ちに支配されて後回しにすることによって、1年間に114万円失っているんだと考えてみてください。

 

114万円あったら何を買いたいでしょうか?

こんな考えを持ちながら、最初の1歩だけやればOKと作業に取り掛かれば、「どうしてもやりたくない」こともできるようになるはず。仮にできなかったとしても自分を責めないでくださいね。

参考文献▼

1.To Stop Procrastinating, Look to Science of Mood Repair
New Approach Focuses on Helping People Regulate Their Emotions



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