気を紛らすためのゲームは「テトリス」で決まり!不安対策に

不安や緊張で落ち着かない!という状況をなんとかしたい時に誰にでもあると思います。こうした場合は別の作業をして気を紛らそうとするのは非常に効果的な方法だと思います。

 

実は、不安や雑念が浮かぶ時はあえて何かに集中することが大事なのです。

 

その中でも、「ゲームが不安対策になる!」という研究があって、考えごとが頭から離れない時は試してみるのもアリです。

テトリスで不安やストレスが和らぐ

色をそろえてブロックを消していくというなんとも時間の無駄としか思えないテトリス。しかし、これが意外にもメンタルヘルスにいい影響を与えることがわかっています。

 

カリフォルニア大学の心理学者ケイト・スウィーニーらに研究[1]では、テトリスが「ストレスや不安に」どのような影響を与えるかを調べたんですね。

 

実験では、290人の学部生を対象に身体的魅力的を他人に評価してもらうという名目で写真撮影をしました。

かなりストレスや不安がかかる状況です。そして、写真による評価を待っている最中に参加者を以下の3つグループに分けて、10分ほどテトリスをプレイしてもらったんです。

 

1.プレイの内容によって難易度が上がっていく

2.イージーモードでプレイしつづける

3.始めから難易度MAXでプレイする

 

さて、どのグループが最も不安を和らげることができたでしょうか?

不安やストレスのレベルを比較したところ、「プレイの内容によって難易度が上がっていくグループ」が最も不安を和らげら効果があったんですね。

フロー状態が不安を和らげる

テトリスによる不安減少効果が起こる原因の1つとしては、自分を忘れてのめり込んでしまう「フロー状態」に自然と入ることができるため。

 

フローは完全集中状態で、「無我の境地」とも呼ばれることがありますね。時間を忘れて、スポーツやゲームに没頭しているときのあの感覚です。

 

研究者たちは、1つ目のグループは「フロー状態」に入ることで、不安が和らぐだろうと予測していました。見事、的中で低すぎず、高すぎずの難易度が最ものめり込みやすくなるんですね。

 

何かに集中することで、不安な考えから逃れることができるのですが、これには理由があって脳のワーキングメモリが「テトリス」などの集中している作業でいっぱいになることで、不安な思考が入る隙がなくなっていると考えれます。

 

超集中することで、無駄な考えが生まれなくなるってことですね。それが手っ取り早くできるツールがテトリスというわけです。

 

また、この論文では、研究職に就くための応募や司法試験など難易度の高いチャレンジを行い、合否待ちの状態の人たちにもテトリスをやってもらっています。こうした「合格するだろうか…」とドキドキ、そわそわする状態でもテトリスで落ち着きを取り戻すことができたと言います。

 

テトリスはスマホアプリでも数多く存在するので、インストールしておけばすぐにでも不安対策することができます。考え事や不安が脳にこびりつい離れない人は、10分ほどテトリスをプレイしてみるのもアリではないでしょうか。

 

ちなみに私がやった実感としては、たしかにプレイしていくうちに集中して、無駄なことを考えなくなりました。ただ、テトリスじゃなくても仕事に集中するとか、運動するとか自分が集中できる物事でやってみても同じような感覚が得られるかもしれません。

 

仕事で忙しい時には、のんきにテトリスなんかやってられんですからね。ではではー。

人の顔色を伺うのをやめたいならシロクマを頭から追い出せ

2017.08.30

参考文献▼

1.A better distraction: Exploring the benefits of flow during uncertain waiting periods.



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