「コミュ障だから」自分で言うことの意外なデメリット

自分で「私はコミュ障だから」と言うことで、相手に口下手な自分をわかってもらおうとする人がいます。

 

確かにコミュ障だと認めることで、失敗しても大丈夫だと考られるので、メリットがあるように思えます。

 

しかし、一方で、自分のネガティブな部分を話すことによって、逆に印象が悪くなってしまうことがよくあるわけです。

コミュ力が高い人が言う分には効果的

実は、自分のことをコミュ障だと言うことで、好感をもたれるのはコミュ力が高い人たちだけ。

 

何を言っているんだと思われるかもしれませんが、本当にコミュ障な人が自分で「コミュ障だから」と言うと、かなりシラけたムードになってしまいます。

 

なぜかというと、相手がどう反応していいかわからなくなってしまうからです。

 

明らかに、コミュ力が高い人が「私、実はコミュ障なんだよ」というのであれば、「絶対ウソだよ」という切り返しができます。

 

しかし、本当に地味なタイプに人がこれをやると、高確率でシーンとした空気を作ることになります。

 

本当にコミュ障な人に「いや、そんな風に見えないけど」というようなお世辞はバレるリスクが高いため、誰も言うことができません。

 

かといって「そうだよ!アンタ、コミュ障にもほどがあるぞ」というストレートな発言もできる人も少ないです。そのため、相手は微妙な反応をして終わるケースが多いのです。

 

この話を聞くと、相手に弱みを見せた方いいのでは?という疑問が浮かぶかもしれません。

 

たしかに心理学ではアンダードッグ効果というわざと相手に弱みを見せることで好感を持たせるテクニックがあります。ただ、これはいつも成功している人が使う場合のみ有効なんです。

 

当たり前のことですがいつも失敗してる人が、いつも通り失敗しても何の好感も抱きません。しかし、普段から成功している人が少しだけ失敗すると人間味が生まれて親近感が湧くことがあります。

 

このように、明らかにコミュ力がある人が自分で「コミュ障なところもあるんだよ」というのは効果的です。

本当にコミュ障な人が自称するとどうなるか?

本当にコミュ障でまわりからも、あまり話さない人と思われている場合には、話しかけてくる人が少なくなる恐れがあります。

 

相手の捉え方によっては、「要はコミュ障だから気を遣ってくれってこと?」と考える人もいるでしょう。こうなると、逆に相手から話しかけられることが少なくなり、周囲から孤立してしまうことが多くなります。

 

これがきっかけで、さらにコミュ障が深刻化するなどの悪循環に陥るケースも多くあります。そのため、自分自身を客観的に見て本当にコミュ障だと思う場合には自分で言うのは控えた方が良いでしょう。

コミュ障でも自分で言っていいケースもある

ここまで、本当にコミュニケーション能力に自信のない人は自分でコミュ障だと言わないほうがいいと解説してきました。

 

ただ、例外的にコミュ障でも自分で言って良いケースもあります。それは、相手もコミュ障である場合です。

 

相手も同じようにコミュ障であれば、お互いに共感しあい信頼関係を築くことができます。類は友を呼ぶという言葉があるように、性格が似ている人同士は友達になりやすい傾向があります。

 

ただ、相手との会話の1番はじめの部分でネガティブな話題を出すのは、よろしくないので程度当たり障りのない雑談をしたり、ポジティブな話題から入るようにしましょう。

自分コミュ障なんで、でシラけたときの対処法

では、もし自分でコミュ障なのでと言ってしまいシラけたムードを作ってしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。

 

この場合、相手はどのように反応したらいいかわからなくなっています。この時にオチを変えるというテクニックがかなり役に立ちます。例えば、

 

Aさん 自分コミュなんで…

ココであなたの話しが終わると、相手はコミュなんでという情報だけで、言葉を返さなくてはなりません。すると、先ほど説明したようにどう返していいかわからなくなります。そこで、さらに話しを続けることで情報を増やしていくのです。

 

Aさん 自分コミュなんで…

しーん…

 

Aさん だからこそ、自分の強みは限られた少人数の人たちと深いつながりを作っていく事で、10年以上付き合いのある友達が3人います。

 

Bさん あー、そうだよね、友達は量じゃなくて質だもんね。

 

という感じ。このように情報量を増やしてオチを変えることで、相手が反応しやすくなります。また、ここでのポイントはポジティブな表現に変換しているということです。

 

ただの自虐ではなく、それによって得られるメリットを語ることで印象を良くしています。

 

よくテレビのお笑い番組で、芸人さんがスベった時に、「どうしてくれるんだよ、この空気」と上手く笑いに変えているのを見たことはないでしょうか?

 

これとよく似たテクニックで、相手の反応が微妙であれば、さらに続けてしゃべりの着地点を変えるが有効です。

 

このように自虐ネタは、一つ間違えれば自分のイメージを下げることにもつながるため、その時の状況に応じて使い分けていく必要があります。ただ、とりあえずは相手がコミュ障の時のみ使っていくのが無難でしょう。

 

もし場違いなところで、自分で「コミュ障なんで」といってしまった場合は、そこからさらに話し続けてオチをづらすと、シラケたムードを回避することができます。



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