自信が皆無!を改善する「コンパッションゴール」とは

人見知りやコミュ障の中には、「私は自信が皆無だ・・・」と感じる人も多いかと思います。ただ、確かに自信をつけよう!という風潮は強い傾向にあるのですが、心理学ではそもそも自信っていらなくないですか?といった話も出ているわけです。

 

しかし、自尊心が低すぎる問題点は、日常生活で生きづらさを感じてしまったり、健康の面から見ても良くないのてで、適度に自信は持っておきたいところです。

自信が皆無だとうつ病のリスクが高まる

なんとなく想像はつくと思いますが、自分に自信が持てないとメンタルを病んでしまう確率が高くなってしまいます。

 

自分に自信がない人は真面目なケースが多いんで、何か失敗やミスをしたときに何でもかんでも自分のせいにしがちです。

 

もっと言うと、相手のミスも自分が悪いと考えてしまう人もいるでしょう。こうした性格がたたって自己嫌悪になったり、引きこもりやうつ病を発症してしまいます。

 

うつに関して言えば、実際に研究でも証明されています。「自尊心の低さとうつ病」の関係について、科学的に最も信頼できるメタ分析が行われています。

https://www.researchgate.net/publication/228064767_Does_Low_Self-Esteem_Predict_Depression_and_Anxiety_A_Meta-Analysis_of_Longitudinal_Studies

 

メタ分析とは、複数の研究結果をまとめて大きな結論を導き出す分析手法のことです。いわゆる研究を研究するってやつですね。そこで、自尊心が低いとうつ病のリスクが増すということが判明しました。

 

気弱なの人たちにとっては耳が痛いですね。ただ、これは自信過剰になれと言ってわけじゃなく、自信がなさすぎるのもメンタルに良くないですよという話です。

 

実際に自分の性格を変えたり、自信をつけるのは非常に大変で、デメリットも多くあるという話を書いたことがあります。なので、程よく自分を信じられるようになるのが良いですね。

じゃあ、ほどよく自信をつけるにはどうしたら良いのか?

自信をつけるのが難しい事は、ご存知の通りかと思います。確かにそれは、心理学の様々な研究で言われている事でもあります。

 

また、自信に満ち溢れている人は、デメリットも多く長期的な人間関係を作りづらいってことが言われています。せっかく頑張って自信を手に入れても、人間関係にトラブルが起こる可能性も上がってしまうわけです。

 

うつにもならず、人間関係も円滑にして、不安も撃退する。そんな方法があったら、どうでしょうか?

コンパッションゴールを設定する

前に自信を否定した記事で、セルフコンパッションを身に付けよう!という話しを書きました。

 

これは、自分への優しさという意味合いが大きいですが、今回は、「他人への貢献」コンパッションゴールについて解説していきます。そうです、自分に優しくするだけではなく、他人に貢献することによってうつの度合いも減り、人間関係が良くなり、さらに不安の症状まで軽減されるのです。

 

もちろん私は勝手に言ってるものではなく、しっかりと科学的な裏付けがあります。

 

シアトルパシフィック大学の研究では、47人を対象として、自分のために行動したほうがいいのか、他人への貢献を目標にしたほうがいいのかってところを調べたんです。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/jclp.22524?campaign=wolearlyview

 

実験では47人の参加者を2つグループに分けて、6週間過ごしてもらい結果を取りました。

 

1.セルフイメージゴール

自分の状況を変えよう!苦手なものを克服しようという目標

 

2.コンパッションゴール

他の人が喜ぶから、親孝行やプレゼントなど自分以外の誰かの利益を考えて目標を立てる

 

結果はもちろんコンパッションゴールを立てて実行したグループが人間関係も良好になり、不安やうつも軽減される効果得られたのです。

与える人こそ正義

GIVE & TAKE 」で有名な心理学者のアダムグラント博士が言うように、やっぱり与える人ほど成功する時代だと感じます。

 

人に何かをしてあげる事は、幸福感も高めますし、変な意味でいうと交渉にも有利に立つことができます。好意の返報性というものですね。

 

なので、1つの行動によっていくつものメリットを得ることができます。また、アドラー心理学でも「他者貢献」が重要というわれているので、ここでもか!という感じです。

 

確かに考えてみれば、人に何かされた時よりも、何かしてあげたときの方が喜びが大きいような感じもします。また、誰かに必要とされることで、ほどよい自信を得ることができます。

 

ただ、先程のシアトルパシフィック大学の研究で人間関係もよくなるという結果なんで、自信を持つことによるデメリットも無くなるという。

他人へ貢献しよう

私は自身が皆無だと感じている方は、ぜひ少しでも人の役に立つ事ができないかを考えてみてください。

 

絶対的な自信を得られなくても、自己嫌悪とか、不安感などはマシになるはずです。あと、注意点として自分を犠牲にしてまで貢献する必要はありません。

 

相手に貢献しなきゃって言う気持ちが強すぎると、自分のことをないがしろにしてメンタルを病んでしまう恐れがあります。なので、自分も嬉しいし相手も嬉しいというお互いの利益を考えられるのが一番です。

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