太りすぎて苦しい!しんどい!動けない!を解消する心理学

太りすぎは生活のいろいろは部分で悪影響をおよばします。

しかし、それをわかっていてもダイエットするのがしんどい!苦しい!と感じる人も多いでしょう。なかには動けない、動きたくないという人もいるかと。

ただ、太っているままでいいとも思えない。

このような、矛盾する考えに苦しみダイエットが前に進まないケースも多いです。その結果、最終的に挫折してしまう。

では、なぜしんどい気持ちに打ち勝つことができないかというと、心理学を使ってダイエットを行っていないからです。

しんどいと感じている人の多くは、ダイエットはきつい運動や食事制限をしなくてはいけないと考えています。しかし、この考え方こそが挫折につながるファーストステップなのです。では、詳しく見ていきましょう。

ダイエットはしんどい、でも太りすぎや嫌だ!

人は理想と現実のあいだで、葛藤するケースが多いですね。

「痩せたい!でも食べたい」「お金がほしい!でも働きたくない」「恋人が欲しい!でもアプローチできない」このように人は基本的に怠け者です。

いくら頭で理想を描いても、体が言うことを聞かないことが日常茶飯事なのです。こうした矛盾する心理を「アンビバレンス」と言います。では、なぜ体は努力したがらないのでしょうか?これには、人間の脳が大きく関係しています。

本能的に変化を恐れる

変化することには必ずリスクを伴います。人間の本能が言いたいことはいたってシンプルで「死ぬな!生きろ、子孫を残せ!」以上です。つまり、この3つに関わること以外はしたがらないようにできているわけです。

ダイエットしないと死ぬ!ヤバイ、ぐらいの状況に立たされないとモチベーションは上がってこないんですね。

今、現状で生きていくことに支障がなければ、それを維持したくなります。

今のままで生きていけるのに変化をしてしまえば、生存が脅かされる危険性があるからです。

はるか昔、まだ狩りをしていた時代なんかでは、住み家から外にでれば獰猛な肉食獣に襲われる危険がありました。

さらに食料もあまり手に入らなかったため、少しのエネルギー源をなるべく節約するために体重を一定に保つように進化していたりもします。このように人間の本能は変化を嫌うのです。

 

https://teshy-psy.com/2016/12/29/3nou/

 

この記事で欲望に打ち勝つことができない理由を脳科学的に解説していますが、基本的に理性は本能に勝つことはできません。

そのため、人のモチベーションの仕組みを押さえたうえで、ダイエットをしなければ挫折してしまいます。

太りすぎると動きたくなくなる理由

ただ、ダイエットがしんどい理由は本能だけではありません。実は太ってることもやる気が出ない一つの要因であることがわかっています。

アメリカ国立糖尿病研究所から2016年に出た論文では、マウスを太らせてやる気を高めるホルモンであるドーパミンの働きを観察したところ、そのドーパミンの効きが低下していたんですね。

実際に太ったマウスほど活動量が落ちて、あまり動かなくなるんだと。なぜこうした現象が起きるかというと、ドーパミンの効きを左右する「D2R」という受容体の働きが弱くなっているから。いくらドーパミンが分泌しても受容体の活動が弱ければ、やる気は起きなくなってしまいます。

https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(16)30596-4#secsectitle0030

つまり、やる気がないから太るのではなく、太っているからやる気が出ないというわけです。

このような理由から太った人ほど動きたくなくなってしまうわけです。

しんどいダイエットを成功させるためには?

では、人間の体の性質を考えたらダイエットで成功すること不可能なのでしょうか?

これは、見当違いな考え方で、実際にはダイエットを成功させるための良い手がかりとなります。

では、先ほど紹介した2つのやる気がでない原因から太りすぎを解消する方法をご紹介しましょう。

1.小さく始めて習慣化

人は変化を嫌う性質があるという話をしましたが、生存に脅さないぐらいの小さな変化ではあれば、受け入れることができます。

例えば「毎日1万歩のウォーキングをしろ!」と言われればめんどくさいですが、「毎日家の周りを1周するところから始めよう」なら少しできそうな気がしますよね。

もちろん、それでもしんどいという人は、さらに小さくしても良いです。

 

毎日10歩歩けばOK

エレベーターではなく階段を使う

帰りがけに買い物せず、一回家に帰ってから買い物に行く

 

などなど。自分が今これならできそうだなーと感じる行動から始めていくのがポイントです。小さなことでも習慣化してしまえば、今度はやらないと変な感覚になります。

つまり、毎日できるぐらいまでダイエットを小さくして「やり始める」ことを習慣にするのです。

スクワット1回とかでもOKです。毎日つづければ、そのうち2回、3回やりたくなってきます。すると、気が付いたらダイエットをすることが当たり前になっているという状態になります。

注意点としては、必ず毎日やることが重要です。毎日つづけなければ習慣化できないので、行動自体はものすごく小さくしてもよいのですが、その代わり毎日やるのが必須条件となります。

もし毎日やるのがつらいと感じたら、さらに小さくして調節していけばOK。

また、ほぼ毎日やっていれば習慣化できますので、どうしてもという場合には1日ぐらいならサボっても大丈夫です。チートデイなんかを作っておくと効果的です。

2.やる気に左右されずに行動する

太るとやる気がなくなるわけですが、別にやる気がなくても行動を起こすことはできます。

それができないから困っているんだろ!という声が聞こえきそうですが、しっかりとやり方があります。

自分がやる気が出ないときにしている行動を考えてみてください。おそらく、誘惑に従って行動しているかと思います。

 

  • スマホをいじる
  • ベットでゴロゴロする
  • 多く食べてしまう
  • テレビを見る

 

などなど。ダイエットをするうえではこれらの行動は誘惑になってしまいます。ただ、よく考えてみれば、これらの行動も自分の「習慣」です。

人は習慣にしたがって行動しているので、これを意志の力だけで変えるのはいばらの道です。

では、どうするかというと、悪い習慣をやめることはできないが取り替えることは可能という記事でも書きましたが、物理的に悪い習慣ができなくなるような新しい習慣を作るようにするのです。

 

https://teshy-psy.com/2017/07/14/shukan-torikae/

 

例えば、ついついテレビを見て時間を浪費してしまうという悪い習慣があるとします。

これをやめたいのであれば、その時間はジムに通うようにするといった具合です。

そもそも、家にいなければTVを見ることは物理的に不可能ですよね。そこにジムに行くというダイエットに良い習慣を突っ込むことで、習慣を変えることができます。

このように環境が悪い習慣と結びついてるケースは多いので、自分がやる気を発揮している状態を考えて、その状態に環境を近づけていくことが大切です。友達とな運動も楽しい!みたいな。

人間のメカニズムから「しんどい」を軽減

というわけで、ダイエットはしんどいですが、人の心理を知ればその原因をしることができて、解決策も見つかります。

どんな食べ物を食べればいいか、どんな運動をすればいいかということも、もちろん大事ですが、それ以上に「続けるためには?」といったことを考える必要があります。

なのでダイエットがしんどい!苦しい!と感じている人や「動きたくない…」とやる気が下がっている人は、ぜひ小さい変化を意識することと、物理的に誘惑をとりのぞくことを意識してみてください。

太りやすい性格を理解しておくと対策できる



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