「ミニマリズム」は物を捨てる行為ではない理由

最近、物を捨てよう!という風潮が強くなっていると感じています。その代表格が、「断捨離」や「シンプルライフ」「ミニマリズム」です。それぞれの違いはあるものの、個人的好きなのは、ミニマリズム。

 

断捨離=不要なものを断ち、生活に調和をもたらす

シンプルライフ=簡素な生活(飾り気かなく、無駄がなく、簡単な暮らし)

ミニマリズム=最小限主義、本当に大切な物に絞って生きる

ただ、よくよく調べてみると「ミニマリズム」は物を捨てることでは無かったんですね。

捨てて困るものまで捨てるミニマリストは多い

ミニマリストの人で、家を捨ててキャリーバック1つで生活してる人がいたり、洗濯機なども捨てる人がいます。

こうした場合は捨てることに快感を覚えてしまって、ある種「中毒」になっている可能性があります。

ものを捨てると、スペースが空いて空間がスッキリしますから視覚的に大きな変化を感じられるので、ドーパミンが分泌されるわけです。

脳が「快感」に支配されてしまうと、合理的な判断がしずらくなります。つまり、自分にとって本当に大切なものがわからなくなってしまうんですね。

「大切なもの」には2つの種類があって、自覚している大切なものと、大切すぎて当たり前になっているものがあります。

自覚している大切なものは、自分の好きなことや趣味、仕事、人間関係を考えれば出てくるかと。私の場合は「健康、心理学、コミュニケーション」ですね。

で、ここからが重要で、大切すぎて当たり前になっている事と言えば、日常生活で無意識に使ってるものが挙げられます。

 

  • トイレ、トイレットペーパー
  • 風呂
  • 歯ブラシ
  • 爪切り
  • 自宅

 

などなど。ミニマリズムが物を持たないことを指すなら、こうした道具も全て捨てろ!といったことになりますが、普通に考えたら困りますよね。

しかし、当たり前すぎて本当に大切なものかどうかわからなくなってしまうんですね。さらに捨てることの満足感と相まって、捨てて困るものまで捨ててしまうわけです。

捨てるべきは物ではなく、労力とコスト

というわけで、闇雲にものを捨てることが「ミニマリズム」ではないんですね。では何を捨てれば良いかというと、労力とコストです。

例えば、トイレを捨てたら、用をたすまでに労力と時間というコストがかかりますね。コンビニに行ったり、家を出なくてはなりません。

すると、時間が本当に大切にしていることや人生をかけてやりたい事に使う労力と時間を削る必要が出てきます。これを捨てるべきなのです。

つまり、自分がやり通したいことを好きなことに「時間、労力、お金」といったリソースを注ぎ込める環境をいかにつくるかが大事。

ミニマリズムを使ったデザインとして、ミニマルデザインというものがあります。有名なのはApple製品です。

このMacBookにもミニマリズムは使われていて、何か1つを目立たせるために、それ以外をシンプルにしています。ワンポイントとといいますか。

説明しなくても、何が目立っているかわかりますよね。これこそがミニマリズム。

つまり、自分の1つの強みや好きなことを見つけて、それに没頭するためにいかに他のことを効率よく行うかが重要なんですね。

 

お金、時間、労力

 

こうした限られたリソースを、自分の人生をかけてやりたいことにつぎ込む。そのために、他のものに使うリソースを最小限にする。

もちろん、物だけでなく、

 

仕事

人間関係

食事

 

などなど。なので、別にリソースを得るためなら、物を増やしたっていいわけですね。例えば、食洗機を買うことで、洗い物にかかる労力と時間を節約することができます。

特に家庭を持っている人であれば、重要なところかと。もちろん、物を捨てて得られるリソースがあれば、迷いなく捨てるべきです。

目的が重要!

というわけで、何か1つ大切な事を決めて、自分の全ての時間、労力、お金を注ぎ込むことが重要。

ただ、これには目標設定が大切になってきて、人生をかけて達成したい目的を決め、そこから逆算して小さな目標を立てましょう。

例えば、理想の異性と結婚する!が目的なら、外見的魅力を高めるためにダイエットを行うなどです。

で、今の目標が決まれば、後はそれ以外のことにかけるリソースを削減していけばOK。ダイエットなら、外食はなるべく控えるとか。

こうした、目的と目標があるからこそ削るべき部分が明確になり、ミニマリズムを行いやすくなるんですね。

ただ、物を減らすことも重要で、その空間に物があればあるほど、気が散りやすくなります。

なので、長年つかってないものや自分のリソースを増やしてくれるものでないなら捨てるべきだと思います。

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