ダイエットで分かっているけど食べてしまう理由

ダイエットを実践していく中で、よくあるのが食べてはいけないとわかっていても食べてしまう、運動しなくてはならないと知っていても思ってしまうといったこと。

 

このような矛盾する心理がダイエットの失敗を誘発してると言えましょう。

 

食べてはいけないと思えば思うほど食べたくなるというのは人間心理のひとつです。人が禁止されると逆にその行為をしたくなる性質があるんですね。

シロクマのリバウンド効果

寝たいと思えば思うほど寝れなかったり、笑ってはいけないと考えれば考えるほど笑いがこみ上げてきたりすることはありませんか?

 

ダイエットでもこれと同じような現象が起きていると言えます。

 

当ブログでも何度か紹介しているのですが、シロクマのリバウンド効果と言われるもの。

 

「絶対にシロクマについて考えてはいけません」言われた人はなぜかしろくまについて考えてしまうんですね。

 

また他にも、禁止されるとやりたくなる「カリギュラ効果」と言うものもありますあります。

 

この二つの効果からわかることは、人間は自由でいたい!ってことですね。

 

命令されると反発する脳

実際に「運動すべき、健康に良い食べ物を食べるべき」と言ったいわゆる~べき思考は脳にストレスを与えてしまうことが分かっています。

 

また、22000人を対象とした実験では、交渉において「あなたの自由ですよ」と強調された被験者の方が要求を呑む確率が高かったんだと。

 

つまり何かを制限すれば人間の脳は反発して、逆の方向に傾いてしまいます。上司に命令された仕事はやる気が上がらないのは、こういった背景があってのこと。

分かっているけど食べてしまうのではなく、分かっているから食べてしまう

では、食事制限や運動などのダイエットに必要な行為ができなくなってしまうじゃないかと考える人も多いかと。

 

しかしそんなことはなく、脳は大きな変化を嫌うため、無理に変わろうとするとストレスを作り出してしまうのです。

 

確かにいきなり甘いものを二度と食べないと言ったハードルの高い制限をかけてしまっては、ストレスも強くなり挫折の確率が上がります。

 

そこで、小さな変化を積み重ねてやがて大きく変化をするという戦略を取っていくわけです。

 

脳が変化していると自覚できないぐらい小さな制限にしていくことで、ストレスを最小限に抑えることができます。

 

つまり、わかっていても食べてしまうのではなく、「分かっているから」食べてしまうのです。

自分を把握できていない可能性大

ただ、 どのくらいの小さな変化なら脳がストレスを感じないかというのは行ってみなければわかりません。

 

大抵の場合、人間は自分の能力を多く見積もります。

 

ダイエットを始める初日から、腕立て30回、腹筋30回といったハードな目標を立てがち。

 

その結果、脳が変化を感じてしまい「今日ぐらいさぼってもいいか」と分かっているのにできない状態になります。

 

そこで、まずは自分がどれくらいならば毎日続けられるのかと言ったことを本気で考える必要があるんですね。

 

そして、実際に行動してみて、「できなかった場合は」もっと小さくしていく。

 

このステップを理解しておけば挫折することは非常に少なくなります。

 

多くの場合、自分が掲げた目標を達成できなければ、自己嫌悪に陥ってしまいます。例えば、昨日サボってしまったことで自分を責めて、明日は罰として2倍やろうと考える人がいます。

 

つまり、明日やればいいやと先延ばししてるわけですね。しかし、断言しましょう。

 

このような場合ほぼ100%明日になってもやりません。そしてさらに自己嫌悪になり、最終的に挫折するという形になってしまいます。

 

さらにひどい場合には、自己嫌悪のストレスから食べ過ぎにつながってしまい、逆に太ってしまうと言う事態もあり得ます。

プレッシャーを活用する

ここまでで、小さな変化がいかに重要かを理解できたかと思います。

 

ただ、自分を追い込みたい、短期間で大きな変化を遂げたいという人もいるでしょう。

 

ストレスによって挫折することを考えると、短い期間で大きな変化を生み出すのは諦めた方が良いのでしょうか?

 

個人的には、一時的なダイエットはあまりおすすめしません。しかし、夏までに痩せたいとか、結婚式があるとか、同窓会が控えているなどいろんな状況があるかと思います。

 

こういった場合、方法はゼロではないです。「プレッシャーを活用する」ことで意志の力を使わずに行動できるようになります。

 

例えば、痩せたら着たい高額な服を終えて痩せる前に買っておくのです。そして、その服を部屋の壁に飾っておきモチベーションにする。

 

ダイエットに挫折した場合、お金が無駄になり、その服を来て誰かに会うこともできません。

 

また、信頼できる友達に1万円ほど預けて、2ヶ月後に体重が10キロ痩せなければ、その1万円をあげるという契約を結ぶといった方法もあります。

 

人間は損をすることを非常に嫌いますので、できなければ何を失うかをあらかじめ決めておくのです。賭け事みたいな感じですね。

 

これによって、 プレッシャーが強くなり、必死に行動するようになります。

 

荒療治ではありますが、短期間で痩せるためにはこうしたプレッシャーが重要。

 

ただ、ダメージは半端ないのでリスクを伴います。プレッシャーによるストレスで逆に太ってしまうことも考えられるでしょう。

 

その反面、早く見た目にも効果が現れますので、モチベーションも上がりやすいです。

 

なので、挫折するのが先かモチベーションが上がるのが先かという問題にもなってきます。

なんならスクワット1回とかでもOK

というわけで、わかっているのにできない場合には、もっと小さく変化していく必要があります。

 

まずは自分が毎日続けられる大きさを理解し、その上で行動していく必要があるんですね。

 

特に運動習慣がない人が運動を始める時は、1日スクワット一回でもいいと思います。ただ、簡単にする代わりに必ず習慣になるまで、毎日続けてください。

 

完全習慣になったと感じたら、回数を増やしていくという感じで。

 

どうしても、大きな変化をしなければならない場合にはプレッシャーを使って、やらざるを得ない状況に追い込むことが重要となります。ぜひお試しを。

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