生活習慣を見直すことからダイエットが始まる

ダイエットを始めようとする時、多くの人はこれから何を食べれば良いか、また何を食べなければ良いかということを考える人が多いです。

しかし、実際にまず初めにやらなければならないことは自分がどんな食べ物を食べているか、どういった生活習慣なのかということ。

また、食べ物だけではなく睡眠や運動習慣などが現時点でどれくらいあるかなどを把握する必要があるんですね。

ダイエットの語源は「生活スタイル」である

ダイエットを始める人の多くは「すぐにでも痩せたい!」と考えるかもしれません。が、そもそも一時的な食事制限や運動習慣などはダイエットとは呼べないんですね。

ダイエットの語源は生活スタイルを意味するギリシャ語の「diata」から来ています。 そこから日常生活の食べ物に意味が転換していったわけです。

一般的には、痩せるために食事制限したり運動したりすることをダイエットと認識している人が多いですが、実際はもっと幅広い概念なんですね。

実際には太る原因は食事だけではなく睡眠や人間関係など幅広いライフスタイルが関係してきます。

そのため、今の自分の生活習慣を見直すことがダイエットにつながるのです。

まずは自分の生活習慣を把握して、痩せる習慣を身につけることが重要です。

生活習慣は自覚しづらいもの

「自分がどんな生活をしてるかなんてもうわかってるよ!」と考える人もいるかと思いますが、実際は人は自分の習慣の多くを自覚していません。

そもそも習慣とは、無意識に行う動作のことなので自覚して行動を起こしている人はほぼいないはず。

例えば、歩く時に「右足を出して、その後で左足を出して…」なんて意識しながら歩く人はいませんよね?

これと同じように自分がどんな食事をしているのか、何時に寝ているのか、どれだけ運動しているのかといった点を正確に思い出すことができないのです。

唐突に、「昨日の夜ご飯何食べた?」と聞かれた時にスッとと答えられる人は稀かと。これはいかに人が無意識にご飯を食べているかということを物語っていると言えます。

また、 iPhone などの歩数計アプリなどを使った時に今日一日を振り返って「こんなに歩いているんだ!」と自分で驚いたことはありませんか?

このように人が自分の多くの行動を自覚していません。そのためなぜ太ってしまうのか、なぜ食べ過ぎてしまうのかといった原因を具体化できなくなるんですね。

その結果、ダイエットに挫折してしまうと。

生活習慣の見直しで太る原因が分かる

上記に述べた通り、人は自分の生活習慣のほとんど理解できていません。

そこで自分が太る原因を洗い出すために、まずは生活習慣を記録するところから始めていきましょう。

実際に世の中には「レコーディングダイエット」というものがあり、食べた量や食事の外食の回数などを記録するだけで痩せたという事例もあります。

すなわち、記録するだけで、もしかするとダイエットが成功してしまう可能性もあるわけです。

まずは、今の自分の生活習慣を把握しましょう。自分のライフスタイルが分からなければ改善点が見い出しづらいです。

記録の効果はすごい!しかし挫折しやすい

ただ、生活習慣を把握する時にいきなり全てを記録しようとしては必ず挫折します。

まずは食事を写真に撮るぐらいのところからスタートしてみると良いかと。

それすらも続かなかれければ、今日は食べ過ぎたか?という質問に対して「〇△✖」で判定するだけでも最初はOK。

慣れてきたら「何を」食べ過ぎたかまで記録するように、少しずつ始めていくことをお勧めします。

少しづつだと「ホントにこれだけでいいのか」と不安になってしまうかもしれませんが、続けていくうちにもっと記録したくなるはずです。

白紙のスタンプラリーは集めるのが面倒ですが、2つでも、3つでもスタンプが押してあれば集めたくなるのが人間心理。

私もいろんな記録にチャレンジしましたが、一度に全て挫折した経験があります。

自分の色んな行動を記録しようとした結果、めんどくさくて続かなかったんですね。ただ、少しずつ始めるようにすれば記録することも習慣になります。

また食事以外にも、睡眠の質や時間を量るのであれば、「sleep cycle」というアプリを使ってみるのも良いでしょう。

詳しくは別の記事で解説していますが、加速度センサーを使って睡眠の深さを測り浅い睡眠が浅くなるタイミングで目覚ましをかけてくれます。

自分がどれだけ深く眠れているかもグラフで記録をとることができる優れもの。

あとは運動量の記録は活動量計を手に入れることが一番ですが、「いきなりお金を出すのはちょっと…」という人も多いでしょう。

そういった人今日やった運動メニューを紙に書き出しておくだけでもOKです。

また iPhone ユーザーであればヘルスケアで1日の歩数を知ることができます。それ以外にも運動を記録するアプリは様々寝ているので自分に合ったものを使っていただければと。

生活習慣が変わればリバウンドは起きない

ダイエットが習慣になれば、自然体で太りづらい体型をキープすることができます。

ダイエットと言うと非常に過酷で苦痛を伴うものというイメージを持ちの方も多いでしょう。

確かに習慣するまでは少なからず努力しなくてはいけません。しかし一度、習慣化してしまえば、後は無意識に脳が痩せる行動を好むようになります。

こうして、二度とリバウンドしないダイエットを行うことができるようになるんですね。

ダイエットに重要な「メタ認知」も鍛えられる

人間は習慣や無意識の行動を自覚することは難しいです。

ただ、意識して自分の行動を観察しようとするほどセルフコントロール能力が高まることが分かっているんですね。

例えば、ダイエット中に誘惑にかられて高カロリーなものをやめてしまうというケースは定番かと思います。

常日頃から自分を観察している人は自分の弱点を知っているため、あらかじめ誘惑に対処することができます。

自分の甘いもの食べたいという欲求に従ってしまうのは主観にとらわれていて、広い視野で物を見れていないんですね。

しかし、観察を続けて脳が鍛えられると、欲求に駆られてもそれを客観的に見ることができます。

ダイエット中なのに、高カロリーなものを食べるというのは客観的に見たら NG な行為ですよね。

欲望に駆られてしまうと客観的な視点がなくなってしまい自分のことしか考えられなくなるんです。

この自分の行動を客観的に見れる能力を「メタ認知」と言います。

自分の行動を常に観察して外側から自分を見るような意識を持つことでセルフコントロール能力が高まることが分かっています。

自分の生活習慣を把握する癖をつけることで、誘惑に負けにくいメンタルを作ることが可能なのです。

こうした点からもダイエットは自分の行動を把握することが非常に重要になってくるんですね。

自分を知り、徐々に変化をつけていく

生活習慣を見直そうと考えた時に、いきなり「睡眠時間を伸ばしましょう」とか「食事制限をしましょう」と具体的な行動を促す人もいます。

 

やはり、自分の生活習慣を知らなければ難しいです。

 

動かさなくてもいい習慣を変えてしまうと逆効果になる恐れもあります。

 

そのため、自分のどの習慣が良くないのか、どの習慣が良いのかを区別するためにも、まずは生活習慣を記録する必要があるんですね。

ただ、いきなりライフスタイルを変えろと言っているわけではなありません。

まずは、自分がどんな行動をどんな時に行なっているのかを出来る限り正確に知る。その後、臨むべき方向に習慣を変えていく。この手順が重要となります。ダイエットは記録から始まります。

自分の物の捉え方を修正する「認知行動行動療法」でも同じような手法がとられています。

まずは自分の「思い込み」を記録して、実際に行動することによってその考えが現実的かどうかを確かめていくやり方です。

自分を変えていくには今の自分をより正確に把握して、変化をつけていくことが重要。

ダイエットに取り組んでいる人はまずは自分の傾向を知ることから始めて行くようにしましょう。

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