人見知りの生き方を心理学的に考えてみた

人見知りを直そう!と思って頑張って人と話そうとしても、結局、疲れ果ててしまい、また無口に戻る。

 

といった無限ループを繰り返し陥っている人も多いかと。

 

そこで、人見知りは、積極的に人に話しかけるべきなのかを心理学的に調べてみました。

性格を変えるのは難しい

生まれながらの人見知りの場合は難しいってのが一番の結論なんですね。

 

性格は変えられない30過ぎたら変えられないって話しもあるように、生まれながら遺伝的に不安症傾向が強くて、人見知りな場合は変えるのは難しいんですね。

 

なので、まだ10代、20代の場合は望みがありそうですが、遺伝の影響力はかなり強いものなので、年単位で努力し続けないと直すのは難しいそうな感じ。

 

ただ、後天的に人見知りな場合は、環境(嫌な人がいる、話せる人がいない)などの原因から一時的に人見知りになっているということも考えられます。

 

この場合は、環境を変えることによって話せるようになることが多いです。

一時的に直す方法はある

生まれつきの人見知りじゃない人が、環境によって一時的に人見知りになってしまうということは、その逆もあり得るというわけです。

 

以前、役割性格は変えることができるという記事を書きました。

 

これは、仕事をやる時は外向的で入れられるが、プライベートだと途端に話せなくなるなど、状況によって変わってしまう表面的な性格こと。

 

リーダの役割を与えられたら、周りを引っ張っていくような言動が増えたりとかですね。

 

このように生まれ持った根本的な性格を変えるのは難しんですが、周りの環境や状況など変えることで、一時的に性格を変えることはできるんですね。

 

ただ、注意点がありまして、自分の本当の感情を偽るとメンタルを病みやすくなる!という研究もあるので、あくまでも一時的にやる!ってのがベストです。

人見知りが悪いわけではない

というわけで、人見知りな性格を変えるべきか否かってのは難しいところがあります。

 

人見知りはデメリットばかりが目立っているので、「話せるようにならなきゃ!」とか「直さないと」といった意識になりがちですが、最近の心理学ではネガティブ思考のメリットに注目が集まっています。

ネガティブな人は計画性がある!

人見知りやネガティブ思考な人は、行動する前に「考えるタイプ」なので、戦略家な人が多いんですね。

 

何事にもプランを立てて行動するので、物事がスムーズに行きやすかったりします。神経科学者のアントニオ・ダマシオによると、不安な人ほど決断力高いんだ!と言います。

 

心理学には「非現実的な楽観主義」と呼ばれる現象がありまして、要はいい結果しか想像しない夢見がちな人のことを言います。引き寄せの法則みたいな。

 

この現象が起きると、自分の都合のいい情報ばかり集めて、悪い結果が予測される情報を無視するようになってしまうんですね。

 

その結果、リスクヘッジができずに失敗に終わる可能性が高いんですね。その反面、不安な人はいい結果よりも、悪い結果に目が行きがちなので現実的な対策も考えられる。

 

なので、不安な人の方がより良い意思決定ができるんですね。

知識が多い!知性が高い!

実際に、レイクヘッド大学の調査では、心配性な人ほど言語性IQ高く、と動作性IQ低い!ってことが判明しております。

 

ちなみにこの二つのIQの定義としては、

 

言語性IQ=言葉の表現力

動作性IQ=手先の器用さ、運動能力

 

といった感じ。つまり、心配性のせいで言葉を選んで話すため、語彙力や表現力が高まる一方で、「失敗したらどうしよう」と気が散りやすく不器用になりがちなんです。うーん、これは納得できますね。

 

計画性が高い!って話しと重複してしまいますが、不安な人は行動派ではなく、頭脳派タイプってことですね。

 

というわけで、人見知りにも色んな面でメリットがあるので、「直そう!直そう!」と考えるよりも、人見知りの強みを生かす方向で考えた方がよさそうですね。

 

長期的には内向的な人の方が友人関係がいいって話しもありますんで、短期的にはメリットがなさそうに見えますが、長いスパンで見れば不安な人の方が良いんですね。

 

なので、不安症な人の戦略としては、役割性格を使って一時的に自信を演出し、話しやすい雰囲気を作ります。で、相手が乗ってきたら「聞き役」に回って、共感するってやり方が一番よろしいのではないかと。

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