ヒトはいつでも目的を達成するために感情を使う

変わりたいのに、変われないのは、人間の本能が「やらない理由」を作るからです。

 

このやらない理由を作り出す時、人は自分の経験から未来を予測しています。例えば、犬に噛まれたことがあるから恐怖で近づけないとか。

 

ただ、アドラー心理学ではこの考え方を真っ向から否定してて面白いです。

人は目的を達成するために感情を使う

先ほどの例では、犬に噛まれた経験から、犬を見たときに恐怖を生み出してると考えています。

 

ただ、アドラーから言わせれば、この状況は犬から身を守るために恐怖の感情を使っているんだと考えます。

 

アドラー心理学は「使用の心理学」とも呼ばれておりまして、全ての感情や行動をある目的を達成するために生まれると考えているんですね。

 

犬に噛まれた経験があるから恐怖心を抱く!って考えは、犬に噛まれたことがある人は一生、犬の恐怖に怯えて生きていかなければならないという意味にもなります。

 

このような、過去の経験から未来を決めてしまうような考えは「原因論」と呼ばれています。

 

原因に縛られて生きていると、未来の可能性が狭まり、本当にやりたいこともできなくなってしまう。

 

一方で、アドラーのような考え方は「目的論」呼ばれております。

 

 

何かを達成するために感情や行動があると思えば、

今この瞬間から未来を自由に選ぶことができるようになるんですね。

 

 

犬から身を守るために恐怖の感情を使っているのなら、犬と触れ合うために喜びの感情を使えばいい。

 

このような、目的論の考え方を持つことで「変わることの恐怖」や「やらない理由」を跳ねのけて行動することができるようになります。

人生は点の連続でできている

いままで話しから、原因ではなく目的を考えましょうというアドラーの思考が見て取れたかと。2つの考え方の特徴としては、

 

 

原因論=原因があって結果がある

目的論=目的があって手段がある

 

 

という違いがあります。これは人生を線で捉えるか、点で捉えるか、みたいなところがあります。

 

原因論は過去、現在、未来は一本の線で繋がっていると考えています。そのため、過去に起こったことは未来にも影響を与えてしまうんです。

 

目的論は人生を点の連続だと捉えています。過去は変えられないし、未来のことは誰もわからない。人が生きられるのは「今、この瞬間」だけであると。

 

というわけで、過去にとらわれない生き方をアドラーは提唱しております。アドラー心理学が「使用の心理学」と呼ばれている理由はここにあるんですね。

 

感情を自分の目的を達成するために使っているという解釈。まぁこうして見ると、原因論をディスってるような感じますが、原因論にもメリットがありまして物事を分析することは得意。

 

あくまでも、目的を達成することに関してはアドラーが上という話なので参考までに。

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