ヒトが生きる目的はこの3つに集約される

人生でやりたいことがない、決まらないという悩みは、誰しもあると思います。

 

そんな時に参考になるのがアドラー心理学の「ライフタスク」と呼ばれる、すべての人に共通している人生でやるべき課題です。

人の悩みはすべて「対人関係」である

幸せだと感じられる生活を手に入れるためには、人生で以下の3つの課題をクリアしなければならないとしています。

 

1.仕事の課題

2.交友の課題

3.愛の課題

 

この3つのシュチェーションはすべて人間関係が生じるところです。アドラーでは、ヒトの悩みはすべて「対人関係の悩み」に集約されるとしています。

 

例えば、自分の体型に悩みがあるとしても、その背景には他人から太っていると見らわれたくない、他人から良く思われたいという気持ちがあります。

 

どんな悩みも最終的には「相手からどう思われているか」ってことにつながるので人間関係のタスクをこなすしていく必要があるんです。

 

この3つライフタスクは3段階になっており、つながりの深さを表しています。

 

仕事上だけの関係は浅いですし、交友になれば深くなります。そして、愛までいくと運命や人生を共にする関係まで深いつながりになって行きます。

1.仕事の課題

仕事と言えば、労働をして報酬をもらうというシンプルな考え方がメジャーです。ただ、それだけではなく他人を信頼し、他人に貢献することで対人関係が円滑になるんですね。

 

「他者信頼」と「他者貢献」をしていくことで、周りから信頼され、必要とされる人間になることができます。

 

この仕事の課題はライフタスクのなかで、もっとも簡単なものと言われています。プロジェクトの取り組む期間だけの関係だったりと、仕事上で完結する一時的な付き合いだからです。

 

さらに、仕事はやるべきことが決まっているので、少々苦手な相手でも協力しやすいってのもあります。

2.交友の課題

プライベートな関係になり、一緒に趣味を楽しんだり、旅行に行ったりと喜怒哀楽を共にする間柄になります。

 

 

この段階は、仕事や学校などの強制力が働かないので、自分の意志で築いていく必要があります。職場の人を遊びに誘ったりとプライベートな領域に引き込むのは、かなり勇気のいることです。

 

そして、一度築いた交友関係は、自分で断ち切らない限り、永続的に続いていきます。このような理由から仕事の課題よりもはるか難しいとされています。

 

交友の課題をクリアするには「他者信頼」や「他者貢献」を始めて自分から、交友の場に誘うという行動を起こすことが重要です。

3.愛の課題

家族や恋人など、さらに深いつながりである関係です。友達なら許せることが、恋人なら許せないなど、深い関係だからこそ相手を縛ってしまいがち。

 

しかし、アドラー心理学では、他人を束縛することは認めないんですね。相手と自分の自由を尊重することが対人関係を円滑にするには必要だと言います。

 

ここに愛の課題の難しさがあります。大切な人であればあるほど、守りたくなる。しかし、帰ってその気持ちが他人を縛ってしまうことにつながるのです。

 

では、浮気や不倫を認めろというのかと言う疑問が湧くかと思います。イエスかノーで言えば、答えはイエスです。

 

浮気するか、しないかは相手の課題だからです。

 

アドラーの言う「愛」とは、浮気をしないようにと定められたルールに縛られることではありません。お互い浮気をしてもいいという状況なか、それでも相手一人だけを愛すことができることを言うんですね。

 

 

もし、相手が浮気してしまった時は、自分の課題を全うすることが大切です。相手の自由を尊重した上で、こっちに振り向かせるためには、自分に何ができるかを考えるのです。

3つの課題から目をそらす「人生の嘘」

このように対人関係の課題は難しいので、人は素直に課題に取り組まず、様々な口実をつけてライフタスクから目を晒そうとします。

 

例えば、好きな人がいるのに、どうせ自分には釣り合わないと思い込んで、告白しないとか。

 

このような、ライフタスクから逃げる理由のことを「人生の嘘」といいます。人間は現状維持が大好きなので、何かとやらない理由を作ります。

 

変わりたいのに、変われないなどの矛盾した気持ちはすべて「人生の嘘」が関係します。

 

この「人生の嘘」をつかずにライフタスクを全うするためには人生の様々な場面で「課題の分離」していく必要があります。

 

自分の人生は自分で決めるという感覚をひたすら磨いていくしかないんですね。

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