コミュ力が上がらない原因は「効果がない情報」を信じるから

 会話で困ったりして、ネット上で調べたり、本を読んだりしてもなかなかコミュニケーションが上手くいかないという人が多いです。

 

かくいう私も、人間関係で困ったときにネットで検察して、上位に上がってきた記事をうのみにしておりました。

 

検索エンジンで上位に入るほどの記事なので、文章の書き方が上手く、説得力があります。なので情報の信頼性(ホントに効果があるのかなど)に関係なく手放しにその記事の意見を信用してしまいます。

なぜ、効果のないものを信じてしまうのか

ヒトには誰しも「こうであってほしい」という願望があります。で、その願望の中には、かなりに自分勝手のもの結構あるんですね。

 

例えば、

  • 楽して痩せたい
  • 聞き流すだけで英語を覚えたい
  • 片手間で稼ぎたい

 

などなど。どれだけ努力しても痩せられなかった人が「この機械を腹に巻くだけで痩せられます」なんて言われたら、ちょっと胡散臭くても「そうであってほしい」という心理からお金を払って購入してしまいます。

 

美容とか健康業界とかに多いんですが、効果があるかどうかわからん商品を甘い言葉で宣伝し、儲けてる会社が腐るほどあります。

 

しかし、残念ながら努力しないで成功するのは中々難しいもので、お客さん側としては買ったはいいものの、とくに効果が出ないで終わる人が多いです。

 

これと同じように、その情報が正しいかどうかに関わらず、自分の夢を叶えてくれそうなものを人は信じてしまうんですね。

コミュニケーションは個人の経験で教えられることが多い

もちろんネットの情報が全て間違ってるとは言いません。私も一応このように記事を書いてネット上に公開してる人間なので。

 

特にコミュニケーションとか人間関係の記事って、言ってしまえば誰でも書ける内容なんですね。誰もが経験していることだからです。

 

ただ、人間関係の記事を書いてる多くの人が自分の成功体験だけを書いてしまってるのが問題。人は自分がうまくいった方法は他人も同じように上手くいくと考えやすいんです。

 

しかし、その人と自分は全く違う人間ですよね。なので、同じ方法でやっても成功するとは限らないわけです。

 

「成功者の方法真似しましょう」って教える人は多いですが、他人のオリジナルな方法を模倣しつつげてるようでは、いつまでたっても上手く行きません。

 

例えば、雑談力を上げる方法という記事があったとします。内容としてはこんな感じ。

 

「私は、エレベーターで一緒になった人には必ず雑談を仕掛けるようにして、人見知りを克服できるようになりました。なのでエレベーターで会った人には、とりあえず話しかけましょう。始めは緊張すると思うので、『こんにちは』だけでもOKです。」

 

一見すると、なるほど!と思ってしまいそうですが、これには落とし穴があって、コミュ障の度合いは人によって違ってくるんですね。

 

エレベーターで乗り合わせた人に挨拶すらできないレベルのコミュ障はどうすればいいんですか。という話になってくるんですね。ここに他人と自分のズレが感じられます。

 

さらに恐ろしいのは、文章を読んだ時にうまい文章であれば、人はなんとなくできそうな気分になってしまうんですね。「〇〇をすれば上手くいきます」とその文章が夢を見させてくれるからです。しかし、実行してみようとすると体が動かなかったりします。

 

心理学的に言わせると無茶してエレベーターで乗り合わせた人に話しかけても、緊張感が相手に伝わって嫌な顔をされる場合があります。その結果、もっとコミュ障がひどくなるケースもあると。

効果のないノウハウを追い求める無限ループ

結局どの情報が正しいのか、どのノウハウに効果があるのかを知ってる人が少ないんですね。

 

その結果、誰かが上手く行った方法なら自分も同じように成功できるんじゃないかという幻想が浮かんでしまいます。

 

さらに他人の経験を信じて実行し、上手くいかなかった場合、また別の人の成功体験を探してという繰り返しが起きるんです。

 

これがいくらネットで調べてもコミュニケーションが上手くいかない理由なんですね。あとは調べた内容を実行しない、もしくはできないなどの理由もあります。

多くの人が効果のあった方法を試すのが正解

一個人の体験はあてにならないという話は前にも書いたことがありました。で、その記事で科学的に証明されていることであれば、どんな人でもある程度の効果がありますよという話をしたんですね。

 

これはどういうこというと、科学には統計学が使われています。例えば、ある方法を試して、100人中何人の人にどれだけの効果があったかを調べているんですね。

 

なので、一人の個人的な体験をうのみにするよりも、何十倍はその効果を期待できます。しかし、もちろん科学にも欠点がありまして、1つの研究だけでは必ずしも効果があるとはいえないんですね。

 

例えば、「歩くスピードを速い人は年収が高い」っていう調査があるんですけど、勘違いしないでほしいのが、歩くスピードを速くするだけで年収が上がるというわけではないんですね。

 

あくまでも、年収が高い人の1要素として歩くスピードが速いってだけで、実際は色んな要素が重なりあってその人の年収が決まっています。

 

そのため、研究の種類にもよりますが、1つの研究だけではちょっと物足りないと。そこで参考になるのが研究や論文などをまとめてノウハウ化した「本」です。私も結構な読書好きでしてね。

 

例えば、最近当ブログが紹介した「勇気の科学」って本があります。この本はリスクをとって一歩踏み出すための要素を大量の研究や論文からいくつも挙げています。

 

できれば、本も1冊だけではなく何冊も、何十冊も読んだ方が物事を多面的に捉えられるようになり、より正確に「何をすれば上手くいくのか」がわかるようなります。

 

学者とか、研究や論文を調べるのが上手い人は自分で論文を調べまくってもいいんですが、素人が調べても、どの論文が正しいのかわからなかったりします。

 

効果があやしい研究や論文を信用するハメになっては本末転倒なので、そういった意味では「本」を使ったほうが遥かに効率がよく、正確な情報が得られます。ただもちろん個人の成功体験だけが書いてある本は当てにならないのでご注意を。

 

というわけで、多くの論文や研究をまとめてノウハウ化した本を大量に読み、実行することで確実に目標に近づくことができます。これから他人の経験だけではなく、科学で証明されている方法を実践するようにしてみましょう。

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