声に自信が生まれるメンタルトレーニング法

  コミュ症の悩みの1つとしては、滑舌が悪かったり、ボソボソ喋って何回も聞き返されること。

 

「ん?」

「ん?」

「ん?」

 

みたいな感じ。聞き返される回数が増えるごとに相手の耳がパーソナルスペースで言うところの恋人関係ぐらいの距離まで近づき「ん?」と聞き返えす声が大きくなっていく。

 

こんな経験は私だけでしょうか。滑舌が悪くて、迷惑かけてんなーと思う時もあれば、いい加減聞きとれよ!とすねてしまうこともあります。

 

というわけで、会話をする上で声に自信を持たせるためには具体的に何すればいいのか、そもそもなぜ声が小さくなったり、うわずったり、こもったりするのかをご説明していきましょう。

緊張すると声が出しづらくなる理由

声を出すには声帯をふるわせないといけないので、より多くの息を使う必要があります。しかし、緊張状態では呼吸のペースが速くなり、ひと呼吸が浅くなります。

 

すると、少ない息しか使うことができないので声がこもったり、小さくなったりするんですね。

 

なので深呼吸には二つの意味があって、一つは心を落ち着かせるため。もう一つはハキハキと自信をもった話し声を作るためです。

 

緊張状態を和らげる呼吸法としてはこの辺りが参考になるかと。

https://teshy-psy.com/2017/04/21/tactical-breathing/

ずっと喋らないと声が出しにくくなる

長時間しゃべらなかったり、声を使ってないと滑舌が悪なったり、声がこもったり原因につながります。声帯筋という声帯をふるわせる筋肉を動かす必要があるんですね。

 

声帯筋を使ってない状態が続くと筋肉がリラックスしすぎて、うまく声帯をふるわすことが難しくなります。例えば、朝起きた時に声が低かったり、ガラガラになったことはありませんか?

 

これは、睡眠によって声帯筋はゆるむことで声が出しづらくなったと考えられます。俳優や歌手が毎日ボイストレーニングを怠らないのは声帯筋を常に最適な状態にするためなんですね。

ボイトレよりメントレが重要!

ただ、ボイストレーニングでは、会話をする声に自信を持たせることはできません。

 

歌唱力をあげたいとか、音域を広くしたいってことなら非常に有効な方法ですが、会話は心理的な要因がめちゃめちゃ強いのでボイストレーニングをしてもあまり意味はないです。

 

ボイストレーニングではハッキリとした自信のある声を出せても、実際の会話では小さい、ボソボソした喋り方に戻ってしまいます。

 

ボイトレをしてる時は大きい声を出してもいい、というか出さないといけないので出せると。さらに先生がいるようなレッスンでは逆に大きい声を出さないと怒られます。

 

しかし、実生活になると大きな声を出さなくてもいいわけです。自分の意思で決められるので、我々コミュ症の中では「こんな大きな声を出して、嫌われたらどうしよう」みたいなメンタルブロックが出てくるんです。

 

なので、自信を持った話し方や声を身につけるのに一番手っ取り早いのはメンタルトレーニングにです。実際、一人でカラオケに行くと分かりますが、相当ひどい精神病でない限り大きくてハッキリとした声は出そうと思えば出せるんです。

 

しかし、周りに人がいると気にして出せないだけなんですね。人前でオナラしないのと同じように人前で大きい声で話すのをセーブしているんです。

 

というわけで、会話で自信を印象づけるメンタルトレーニング法をいくつかご紹介。

1.相手と同じぐらいの大きさで話すか、それより大きい声で話す。

声に自信のない人が、人前でいざ大きい声を出そうとしても「どれだけのボリュームで声を出せばいいかわからない」などの問題にぶち当たります。

 

その結果、極端に大きい声になったりして、大勢の視線を集めてしまうなんてことも。そんな問題を解決する方法が、話し相手と同じ声のボリュームで話してみることをお勧めします。

 

NLP心理学にはペーシングというテクニックがあります。これは呼吸のペース、声の大きさ、声のトーンなどを相手に合わせることで、相手の無意識に働きかけ「なんか話しやすい人だなー」と思わせる方法です。

 

声の大きさを合わせると相手との信頼関係を築くときにも使えます。ただ、相手が極端に声が小さかったり、大きかったりする場合は真似しなくてもOKかと。

2.認知行動療法(CBT)

これは当ブログでもよく出てくる心理療法。今の自分の感情に気付き、修正していくというもの。

 

「自分はダメな人間だなー」

「自分はダメな人間だな」と思ってるなー

「いやいや、ダメじゃない時もあったじゃない」

 

みたいな。自動思考(自分が気付いてない思考)ってのは少しミスをしただけでも自分を全否定してまうような極端なものがあります。なので、明らかにおかしい思考にツッコミを入れていくような形ですね。

3.ACT

こっちは自分の感情に気付き、観察をするという方法。脱フュージョンなんかがACTにあたります。その他には感情に名前をつけるって方法も。

 

CBTと違うところは感情を修正せずただただ、観察し続けるところ。

 

感情は雲の動きのような自然現象であるため、時間が経つにつれて流れて何処かに行ってしまう一時的なもの。という考え方なんですね。

 

ACTとCBTを声を出すために使うなら、人前でハッキリと大きな声を出そうとする前に

 

「自分はこんな柄じゃない」

「嫌われたらどうしよう」

 

などのためらいの感情が現れます。このタイミングで観察、もしくは修正を行っていくとOK。後は、勇気を出してハッキリとした声で話したあとに、

 

「今のは、ちょっと声が大きすぎたんじゃないかな」

「嫌われたかなー」

「もっと、声をセーブして話せばよかった」

 

みたいに、反省が繰り返される時にも使っていくと。すると次第に感情に飲まれずに不安や恐怖を感じつつも行動できるようになります。

 

というわけで、イケボ(イケてるボイス)を手に入れるためにはメンタルトレーニングとボイストレーニングの両方が必要です。

 

当ブログは歌唱力アップは目指してはいなく、あくまでも人見知りやコミュ障を少しはマシな状態にすることを目標にしてますんで、このようにメントレを重視しております。

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