人の顔色を伺うのをやめたいならシロクマを頭から追い出せ

 コミュ障の人にありがちなのが人の顔色を必要以上にうかがいすぎること。その結果、目の前のことに集中できずにミスをしてしまったり、自分らしくいられなかったりします。

 

私自身、仕事で周りの人に迷惑がかからないようにと顔色を伺いまくってた人間だったんですが、

 

上司の顔色を伺う→ミスをする→上司に怒られる→さらに上司の顔色を気にする

 

という悪循環に陥っていました。コミュ障や人見知りの人とは「嫌われたくない気持ちが強い」ので、自分が周りの人の足を引っ張っちゃダメだと考えすぎるんですね。

シロクマがリバウンドすると逆に嫌われる

ただ、極度に周りに気を使ってしまうため他人の前では緊張してしまい結局周りの人の足を引っ張ってしまいます。

 

で、この現象は自分だけに起こってるんだと考える人が多いんですけど、実はしっかりと科学的に原因かわかってましてシロクマのリバウンド効果というものになります。

 

「シロクマなことだけは絶対に考えるな」と自分言い聞かせれば言い聞かせるほどシロクマのことを考えてしまうってことがわかってるんですね。

 

やってはいけないと言われると逆にやりたくなるカリギュラ効果にも似てますね。

 

要するに人間は思考や感情のコントロールができないわけです。さらに「〜してはならない」「〜考えてはならない」と考えると逆にその物事に目がいきますんで、自分が願っても無い行動を取ってしまうんですね。

 

ということで、人の顔色を伺うのやめたい人はまずは、人の顔色を伺うのをやめたいと思わないようにするのが懸命ですね。

 

といっても、「やめたいと思わないように」ってのがやめたいと思うことを誘発しそうな気がしますので、周りの目が気にならなくなる方法をご紹介しましょう。

自分の顔が気になるのは自分だけ

コミュ障の人はみんなが自分のことを見てると思うからコミュ障なんですね。「内向的だと思われないようにしなきゃ!」とか「コイツとは話しにくいと思わられたら嫌だ」と思ってるから頑張って話そうとします。

 

しかし頑張って話そうとしてるせいで緊張感が相手に伝わって結果「コイツとは話しにくい」と思われてしまうんですね。つまり自意識過剰。というわけ。

 

では、実際に自分がどれだけ見られているのか人が正確に判断できるのかってところ調べた研究があります。

 

これは、「パーソナリティと社会心理学誌」に2000年に掲載されたもので、大学生の被験者にはずかしいと思われるようなTシャツを着せて授業を受けてもらったんですね。

 

授業が終わった後に被験者に質問します。「さっき部屋の中にいた何人の人があなたのTシャツに気づいたと思う?」

 

すると、被験者は「半分くらい気づいていたはずだ」と答えました。つまり50%は自分が恥ずいTシャツを着てると感じたんですね。

 

しかし、実際に調べてみると部屋の中にいた人の23%しか被験者のTシャツに気づいてなかったんですね。これを心理学ではスポットライト効果といい、周りの目は常に自分に焦点が当たってるんじゃないかと考えてしまうんです。

出典:The Spotlight Effect in Social Judgment: An Egocentric Bias in Estimates of the Salience of One’s Own Actions and Appearance 

 

このように自分が見られてると思った分の半分くらいしか他人は見てないという事実を頭にいれておくだけでも効果的です。

相手にどう思われても関係ない

とはいえ、自分が思ってるほど周りは自分のことを見ていないと考えても、やっぱり人の顔色が気になる。そんな時に役に立つのがアドラー心理学の課題の分離です。

 

相手に嫌われたくないってことは相手の自由を奪うことで独りよがりな考えだ。ってのがアドラーの思想。

 

別に相手が自分を好こうとも、嫌おうとも相手の勝手でしょ。といいたいわけです。

 

このように他人と自分の行動や考えを分離させることを課題の分離といいます。

 

この考えには私もお世話になっておりまして、だいぶ人の顔色を伺うずに行動できるようになりました。

 

まあ自分が相手に好かれようとどんなに努力したとしても、結局、好きになる/嫌いになるの判断は相手にあるわけですよ。

 

つまり努力で相手が自分を嫌いにならない確率をあげることはできるけれど100%コントロールするのは無理なんです。なので、あなたがどんなに周りに配慮しても相手があなたのことを嫌ってくることは全然あり得るわけです。

 

これは、相手とあなたが別の人間なので普通のことです。自分の脳で相手の行動や思考をコントロールできるというサイキックは別ですが。

 

相手の考えてることが100%わかる人などいないので、

 

  • 自分がこんなことをしたらおかしいだろうな
  • 今の自分を見たらきっとあの人はこう思うだろうな
  • これをやったら、あの人に嫌われるだろうな

 

というのはすべて幻想です。やって見なければ分かりません。なので、他人のことを過度に気にしても超能力者でもない限り他人のことはわからないので自分のやりたいようにするのがベストなんですね。

 

 

というわけで、結局そんなに自分のことを見てる人はいないし、仮に見られたとしても別にその人が自分のことをどう感じてるかなど知ったことではないので、気にするだけ時間と労力の無駄だと思っています。

 

それでも気になってしまう人は認知行動療法をお勧めします。人に見られている不安に気づき観察することで「自分は周りに見られている」という自動思考を修正できます。

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