食事制限を我慢できない時に使える「プルースト効果」とは

  加工食品やジャンクフードを食べ続けるとセットポイントが上がってレプチン抵抗性を引き起こし脳が満腹にならなくなります。

 

これが肥満の原因なんですが、いままで毎日口にしていたものを食べないようにするのは難しいところ。

 

かくいう私も、ハンバーガーやコーラが大好きだったんですが、体へのデメリットがハンパないので一切口にしないようにと心に誓っています。

 

しかし、某ハンバーガー店で働いていので無料でセットを食べることができる環境だったんです。

 

しかも、バイトに入っている時は、毎回食べるという生活を送ってきました。やめようと思ってもふとした時に欲望に駆られてしまうわけです。

 

禁煙ってのはこんな感じなんでしょうか…

 

このように食事制限を意志の力だけで達成するのは、ちょっと無理がありました。

 

そこでやったのが嗅覚を使うって方法です。

 

匂いは脳の本能的な部分をダイレクトに刺激するので食欲をコントロールすることができます。

太ってる人ほど匂いの影響が強い

あなたは懐かしい匂いを嗅いだことはありませんか?

 

私は6月後半ぐらいになると一年ぶりに夏の匂いを感じます。

 

季節の匂いがわからないって人もいるかもしれませんが、他にも薬の匂いがすると病院をイメージしたり、蚊取り線香で夏の田舎の記憶を思い出したりと匂いと記憶には強い結びつきがあります。

 

このように匂いから記憶を思い出すことを「プルースト効果」といいます。

 

実は匂いを思い出す能力は人によって差がありまして、肥満な人ほど匂いから記憶を思い出しやすいといいます。

 

ジョン・B・ピアース研究所によるとBMI値の高い人ほど、匂いから記憶をイメージできる能力が高かったんだと。

 

人間は食事するときに五感に刺激を受けますが、その中でも嗅覚はかなり強力。無意識に脳の深い部分に刻みこまれます。

 

そのため、食事以外のところでその匂いを嗅いだときに美味しそうだなぁと感じてしまいます。

 

お祭りに行ったときに、焼そばやお好み焼きなど匂いに敏感になりやすいなど。キューコントロールと似てますね。

肥満になると、弱い刺激でも食べたくなる

ただ、肥満な人に限り、匂いでなくても食欲が上がってしまうことが分かっています。

 

これは、米国代謝・減量手術学会および肥満学会の主催するObesity Week2015で発表された研究。

 

「チョコレート」など高カロリーな食べ物を説明するワードを見たとき肥満の人は標準体重の人と比べて脳の広い範囲で反応があったんですね。

 

肥満の人も標準の人も、ストレスを感じる状況下では高カロリー食品に反応したが、実際に食事量が多かったのは肥満の人だけだったと。

 

つまり、肥満な人ほど食べ物の記憶を思い出すと、食欲が上がって食べ過ぎてしまいます。

 

しかも、文字は匂いと違って、脳への刺激は弱いです。

匂いを使って食欲を低減させる

食べ物の匂いが食欲を上げるなら、嗅覚を別の匂いでふさいでしまえばよい。という発想。

 

実際に科学的にも匂いで食欲減退されることが分かってます。使えそうなのは以下の2つ。

 

1.ペパーミント

ホイーリング・イエズス会大学の研究で被験者に5日間に渡ってペパーミントの香りをかいでもらったんですね。

 

その結果、週のトータルの摂取カロリーが3,485kcalも減ったんだとか。

 

これは私の実感からも言えまして、あのスースーする感じが食欲を奪います。なんか腹は減るけど、別にそこまで食べたくないという不思議な感覚。

 

2.オリーブオイル

オリーブオイルにも食欲を抑える効果があるといわれており、ミュンヘン工科大学とウィーン大学との合同研究よって証明されています。

 

ただ、私の実感としては料理で普通にオリーブオイルを使っているせいか、食欲の減退は見られませんでした。他の人には当てはまるかも。

 

このように匂いは食欲と深いつながりがあります。

 

記憶から食欲が沸いてくることもあれば、食事をしたときの味や匂いから記憶を思い出すこともあります。

 

得に肥満な人は匂いなどの刺激から食べ過ぎにつながってしまいます。

 

以上の2つの匂いを使って対策することが重要といえましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください