「気がついたら太ってた」の原因は食事の種類が多いから

  食べ過ぎの原因を考えた時に、代表的なものは「ストレス」や「お腹が減りすぎている」などが思い浮かぶ人も多いでしょう。

 

しかし、もっと意外で自分が気づいていないところに原因がある可能性があります。

 

人間は食事をするときに無意識にどれだけ食べてるのかを考えていません。

 

なので、その無意識な食事をいかに意識して食べれるかが重要になってきます。

 

無意識に食べてしまう原因の一つとして、食事の品数が多いということが挙げられます。

食の多様性が食欲を生み出す

実際に、ダイエット食品の種類が増えたことでダイエットの効果が10分の1になってしまったという事例があります。

 

海外ではアトキンズダイエットと言ういわゆる低炭水化物ダイエットが流行っていました。

 

その効果は折り紙付きで18キロの減量に成功するなど、アトキンズダイエットを実践する人の嬉しい声が口コミとして広まって行きました。

 

しかし、肉と野菜しか食べないという食生活にアトキンズダイエッターは退屈していたんですね。

 

これを、あらゆる食品企業はビジネスチャンスと捉え、低炭水化物のデザート、低炭水化物のシリアル、低炭水化物のビールまで様々な種類の食品を作り出しました。

 

すると、アトキンズダイエッターは痩せたいとばかりに低炭水化物食品に手を出し、「これさえ食べていれば太ることはない」とアトキンズの法則に多くの人が従ったんですね。

 

しかし、低炭水化物食品が増えたことによってダイエットの効果は激減してしまいました。

 

多くのアトキンズダイエッターは豊富な種類の低炭水化物食品を食べ過ぎていたんですね。

 

結果、18キロもの減量効果があったアトキンズダイエットを実践しても1.8キロしか減量できずに当惑する人が増えました。

出典:そのひとクチがブタのもと 78ページ

 

このアトキンズダイエットの話しからわかる通り、人間は種類が豊富になると自分が自覚している以上に多く食べてしまうことが言えます。

 

低炭水化物ダイエットは糖質を削ることで、血糖値の上昇をおさえ、脂肪をつきにくくして痩せるという方法です。

 

しかし、実際は食事の種類が限られるので、だんだん味に飽きてきて食べる量が少なくなって痩せるのかもしれません。

なぜ種類が増えると食べ過ぎるのか

ペンシルベニア大学のバーバラ・ロールズ博士の研究チームが行なった実験では、

 

  • 3種類のヨーグルトを出されたグループ
  • 1種類のヨーグルトを出されたグループ

 

で、食べる量にどんな差がでるかを調べたんですね。

 

結果どうなったかというと、3種類のグループの方が平均23%も多く食べたいたと。

出典:そのひとクチがブタのもと 79ページ

 

これは、同じ種類の食事によって同じ刺激を受け続けることで感覚が麻痺して飽きる「感覚特異性飽和」によるもの。

 

難しい言葉は置いといて、例えば、臭い靴下を嗅いだ時には嫌悪感を感じますが、2回目嗅いでみると意外と臭わなくなっているみたいな。

 

本当に臭いものは2回では済まないかもしれませんが、臭さに慣れることはよくあること。

 

これは、鼻の感覚が麻痺して慣れてしまうんですね。

 

これと同じように味蕾は、一口目はすごく美味しく感じるものの、二口目以降どんどんに感覚が鈍っていきます

 

しかし、この時に別の新しい刺激を感じれば、味蕾の感覚が戻って、また美味しく食事ができるようになるんですね。

食事の種類が豊富になると加工食品に手を出しやすなくる

ただ、ダイエットの世界では、できるだけ多くの種類をバランスよく食べましょうというアドバイスが存在します。

 

確かに色んな料理をバランスよく食べると一見健康に良さそうに感じます。

 

食事の種類を多くしようとすればするほど、加工食品や炭酸、スナック菓子の量が増えることがわかっています。

 

実際にテキサス大学の研究では、食事の種類が多い人は少ない人に比べてウエストが120%も太かったことが分かっています。

 

テキサス大学はこの原因について、食事の種類が多くなると、栄養の部分にこだわらなくなり、安価で早く作れて美味しいものを求めるようになってしまうんだとか。

 

このように、種類の多い食事は脳の暴走につながり、過食の原因になりますんで食卓の品数は多すぎないように注意しましょう。

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