甘えを捨てる生物学的なテクニック4つ

人間は元来自分に甘い生き物です。誘惑に負けてしまったとき「自分はなんてダメな人間なんだろう」と思ってしまい、自己嫌悪になる人がいます。

 

しかし、誘惑に負けてしまった自分が悪いのではなく人間という生き物の特徴として誘惑に弱いんです。

 

なので、甘えを捨てたいという人はまず人間はなぜ自分に甘くなってしまうのかを理解する必要があります。

 

進化心理学から見た「甘え」とは

 

甘えとは生き残るために最も必要な概念でした。弱肉強食の自然界で人間の祖先がもっとも重要としていたことが「逃げる」「食べる」「子孫を残す」この3つです。

 

これらはすべて生き残るために必要なことです。

「あの草むらで凶暴な肉食獣を見た」

では、我々神の子人間が逆にその肉食獣を喰らってやろう!と意気込んで突入していたら今頃私たちは生存してないわけです。

 

危険を感じた場所には近づかない、危険を感じたら逃げなければならない。この考えが今も「本能」として染みついているんですね。

しかし、現代では状況にもよりますが恐怖を感じて逃げたら「甘えた」ことになります。

 

もちろん、食べないでいるのも命の危機なのでなんとかして食料を得ようとする。人に体は腹が減ってる、減ってないに関わらず、食べ物が目の前にあるだけで食べたくなることが分かっています。それだけ人間の体は食べたがっているんですね。

ダイエットをしてる人はここで食べたら「甘えた」ことになります。

 

最後に子孫を残すということですが、異性と絡みたいってやつですね。子孫を残す目的としては生物の繁栄が挙げられます。

 

長く遺伝子を伝達し続けて、より多くの子孫を残すことで生物は繁栄します。なので本能的に異性に関心を持つのです。しかしこれも、現代では誰かと結婚してる人が別の異性と付き合ったら「甘えた」ことになります。

 

この3つの要素から人間の進化から考えると「甘えないということは死を意味する」わけです。死にたくないと思うのと同じように、人間が甘えてしまうのは当然のことなのです。

 

甘え捨てる唯一の方法は死を意識すること

 

人が甘えてしまう時がどんな状況でしょうか。考えられるのは「安心してるとき」です。例えば、昼食を取った後に眠くなるというのも甘えですよね。

 

しかし、そんな時に銃を持った男が奇声を挙げながらこっちに向かって走ってきたらどうでしょうか?完全に目が覚めるはずです。

 

死の恐怖に立ち向かうには死の恐怖が必要なんですね。例えば、自分がサーベルタイガーに追われてるという状況であれば、凶暴な肉食獣の目撃談があった草むらにも逃げ込むことができるんです。緊急事態ですから手段を選んでる暇はありません。

 

このように自分を追い詰めることで初めて甘えを捨てることができるんです。

 

危機感を感じさせ甘えを捨てる4つのテクニック

 

では、具体的に甘えを捨てるためのテクニックをご紹介しましょう。この4つです。

 

1.プリコミットメント

2.運動をする

3.集団に所属する

4.締め切りをつくる

 

この4つのテクニックは危機感を感じさせ、自分を動かすために有効なテクニックです。1つ1つ説明していきます。

 

1.プリコミットメント

これは将来的に起こるであろう強い衝動を予測して、あらかじめ自分を逃げられなくする方法です。自分が達成したい目標をより多くの人に伝えることで、もし達成できなかったら「やっぱり口だけか」と思われるわけですよ。

こういう他人の批判に人は恐怖を感じるので、目標を達成する確率が上がるんですね。

 

2.運動する

意外と運動なんですね。運動することによって、心拍数が上がります。心拍数が高い状態というのを人間の体は命の危機だと捉えるので脳が活性化し、やる気を生み出すドーパミンが分泌されます。

 

3.集団に所属する

これは、プリコミットメントにも似ていますが、人は人に嫌われること=恐怖と感じる性質があるため集団に所属するとなまけにくくなります。ちゃんとしてると思われたいからです。

 

4.締め切りをつくる

多くの人は子供のころから宿題などの締め切りを守らないと先生や親に怒られるという恐怖心を植え付けられてきました。心理学でも「デットライン効果」とよばれ締め切り作ることで効率的にタスクを終わらせることができることが分かっています。

 

まとめ

まずは人間自体、誘惑に弱い生き物だと知っておく必要があります。そして甘えに打ち勝つには死の恐怖をが必要なんです。

 

なので、上の4つのテクニックを使って甘えを捨ててみてください。危機感を感じれば人は誘惑に打ち勝つことができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください