行動力がない原因と対処法を科学的に書いてみた

 行動できない原因は一人一人を違うと思いますが、基本的には共通してる部分があります。そのできない理由の共通項をずらずら挙げて見ました。

普段やらないことはできない性質

人はそもそも、変化を嫌ういきものです。今のままでも生きてこれたので、わざわざリスクを負ってまで未知に足を踏み入れようとしないんですね。その理由としては以下3つの人間の性質が挙げられます。

 

  • 現状維持バイアス
  • ホメオスタシス
  • アロスタシス

 

未体験を受け入れず、今のままでいいと現状を維持しようとすることを現状維持バイアスといいます。いくら、頭で行動したいと思っても、人間の性質上現状維持を好むようになってるんですね。

 

また人間にはホメオスタシスという性質があります。これは、体の現状を維持しようとする生体反応です。例えば、甘いものを食べると血糖値が上がりますが、ホメオスタシスによって脳はインスリンというホルモンを分泌して血糖値をもとに戻そうとします。

 

そして、さらに変化を予測してあらかじめプラスマイナスゼロにしようとするアロスタシスもあります。甘いものをたべようと思った瞬間、あらかじめ血糖値を下げてしまうんですね。このように、今までやったことがない方向に意識を向けただけでも、現状維持をしなくてはと思ってしまうのが人間というやつなのです。

 

これはどうしようもないような感じがしますが、解決策はあります。それは体が変化と認識しないぐらい小さな変化を繰り返していくのです。

 

少しづつ、少しづつでいいので確実に変化していけば、時間はかかりますがホメオスタシスやアロスタシスに気付かれずに新しいことにチャレンジできるようになります。

迷いが行動力を奪う

人は判断が重要をだと思いがちなので、最高の判断を下そうと決断までに時間をかけます。しかし、迷えば迷うほど行動するのがめんどくさくなり「やっぱりいいや」とやらない方向に走ってしまう。

 

アメリカの心理学者バリーシュワルツ博士によると「人間は選択支が多ければ多いほど不幸になる」といいます。普通なら選び放題で自由だ!イェーイっていう風になりそうなところ、選択肢が多すぎると自分が選んだ選択に不満を抱きやすくなるんだとか。

 

 

また「選択の科学」で有名なコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の実験でも、24種類のジャムを置いた店より、6種類だけに絞ってジャムを販売した店の方が売り上げが約10倍も高かったんだとか。

 

これは人間の「選択回避性」によるものヒトは選択肢が多くなると逆に選べなくなってしまうんです。このように選択肢の多さが行動力を奪う!ってのは科学の知見からも見て取れます。

 

我々人間は本当に些細なことで迷いますが、ほとんどの判断はどうでもいいのです。判断が重要なのではなく、判断した後の行動や努力が最も大切なんです。例え間違った判断をしても、世の中の大体のことは努力でなんとかなります。

 

シュワルツ博士も述べていますが「最高の選択は最高の選択を探さないこと」なんですね。

恐怖で行動力がかき消される

行動できない理由を脳科学的にみると恐怖で行動することに集中できなくなってるんです。これは感情を司る扁桃体が過剰に反応して恐怖や不安で頭の中を埋め尽くします。

 

そのせいで、冷静な思考ができなくなり恐怖に流されて足を止めてしまうんです。

 

ちなみ恐怖心を克服して行動力を上げるには以下の記事が参考になります。

 

脱フュージョンで不安や恐怖に飲まれないメンタルを作る

不安や恐怖を乗り越え行動できるようになるマインドフルネスの説明書

3つの脳を理解すれば、簡単に自分を変えられる理由がわかる

まとめ

人の現状維持の能力はかなり強力であるってのが厄介なので人がおいそれと新しいことができないのがよくわかります。

 

ただ、行動できない原因は人それぞれなのでやりたくてもできない理由をひたすら書き出してみると見えてくるものがありそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください