性格を変化させる心理学「ドレス効果」とは

ある条件を満たすと性格が変わる人ってよく聞きますよね。その代表格がハンドルを握ると豹変する人達。彼らの要素を使えば、一時的に自分の性格を変えることが分かっていて面白いです。

 

感覚としては、内向的な性格の人が仕事になると一気におしゃべりになるようなイメージです。人は常に状況や環境によって振舞い方を変えてるんですね。

着る服を変えると自分も変わる「ドレス効果」の使い方

心理学者の内藤誼人によるとハンドルを握ると豹変する人達の心理は早くてパワーのある車のイメージを自分の性格に投影させているんだとか。

 

警察官の制服を着ている人は真面目なイメージとか、白衣を着てる人は頭がよくて優秀なイメージという思い込みがあります。これを「ドレス効果」といいまして、ユニフォームから受ける印象をセットで覚えちゃうんですね。

 

で、実際にその制服を着ると無意識にその制服の印象に近こうとするんです。例えば、スーツを着ると仕事のスイッチが入るとか。

 

また、これは服装以外でも発動しまして、人は自分に与えられた役割によって性格を変える「役割性格」というものがございます。これはスタンフォード監獄実験で提唱された性格で、

 

21人に被験者を二つのグループに分け、11人を看守役。残りの10人を受刑者役としてリアルな刑務所の設備を再現して演じさせたんですね。その結果、看守は看守らしい行動をとり、受刑者は受刑者らしい行動をとるようになったんです。

 

ハンドルを握ると豹変する人は役割を変えることとドレス効果によって役割性格を変えているんですね。なので、着る服を変えたり、自分に肩書きをつけてみたりするとヒーローのように変身できるわけですね。

性格の幅を広げることはできるが限界がある

実は性格には階級がありまして、役割性格はその中でも変えやすい性格なんですね。なので、ドレス効果や役割を与えても根本的な性格である気質は30過ぎぐらいになると変えられないというのが今の心理学の結論。

 

参照:http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/koneko/4seikaku.html

 

カールシュワルツ博士の調査では乳児期に外部の刺激に敏感だった子供たちは、そうでない子供たちよりも見知らぬ顔に反応していたんですね。この結果についてシュワルツ博士は「気質は自由意志で伸ばすことはできるが限界がある」とのこと。

 

また1983年の論文によるとでは、自分の性格を押し殺して笑顔をつくっていた人ほど体調を崩しがちだったといいます。

 

この性格は伸ばすことはできるが気質は変わらないことを「輪ゴム理論」といいます。背伸びしていても徐々につらくなって、どんどん足が痛くなってくるような感覚に近いですね。

 

なので、例えば人見知りな性格を変えたいなら、外向的に振舞ったほうがいい時のみドレス効果などで変身して、素の性格でいられる時間をしっかりと作ることが大事

 

大事な時だけスイッチをオンにして理想の自分になれるってのが一番なんですね。

 

まとめ

人の性格は実際一つに固定されるわけではなく、状況や環境でいくらでも変わってしまうものなんですね。役割性格がいい例です。

だた、生まれつきの性格は輪ゴムのように伸ばすことはできても限界があるので、一時的に理想の自分になれるようにしておきましょうということでしたー。

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