アイデアが無限に出てくる発想の科学

アイデア出し  みんなで集まって会議をしましょう、きっちり時間を決めてこの時間までに結論を出しましょうというやり方がセオリーな感じがしますが、結局無駄に終わることが少なくありません。

 

そこで、科学の観点から見たアイデア出しの方法がセオリーと全く違ってて面白かったんで紹介してきます。

最高のアイデアは1人ときに思いつく

ミネソタ大学の心理学教授マーヴィン・デュネットは単独でブレストするグループと集団でブレストするグループの二つに分け、アイデアの数とアイデアの質を4段階で評価したんですね。

 

結果、アイデアの数は圧倒的に個人でブレストするグループの方が多く出し、アイデアの質も集団でブレストするグループとほぼ同じかそれ以上のクォリティだったという。

 

この結果について組織心理学者のエイドリアン・ファーンハムは、

「科学的な根拠からすると、集団でのブレインストーミングを採用するのは正気とは思えない。能力とやる気のある人々には創造性と効率が最優先で求められる場合には単独作業をするべきだ。」

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」より

とのこと。アイデアを出す時に集団で人数が多ければ、多いほどパフォーマンスが下がるってのには納得ですね。とくに内向的な人は自分の意見を言えなかったり相手に影響されたりしますからね。

 

また、ジョン・ホプキンス大学のSharon Kimraらによると拒絶が行われると、他人に依存的な人は創造性が減りますが、自分は自立していると考えてる人は創造性が高まるといいます。

 

人に依存すれば、するほど自分の頭で考えなくなってしまうってことですね。アイデア出しでも一人一人が孤立してブレストなりを行ってくのがいいんですね。

 

運動することで頭の回転が速くなる

体を動かせば、頭も働くっていうのは、私の経験からも言えまして家でいくら考え込んでも答えがでない時はいっそ外に出て走ったり、歩いたりしてます。すると、家のなかでは思いつかなかったアイデアが次から次へと出てきたんです。

 

しかし、これは私個人の体験にとどまらずに裏付ける研究があります。ハートフォードシャー大学が行った研究では、ジェスチャーを使った方が斬新なアイデアが浮かび、使わなかった場合はアイデアが減るという研究もあったりして、手や体を動かすことで頭の回転がよくあるなんてことが言われてます。

 

ヨーク大学の心理学者、Elizabeth Kirk氏は手のジェスチャーが、大きさや形などを想像することにつながり。クリエイティブなアイデアが頭に浮かぶのではないかと考えられるとのこと。

 

また、スタンフォード大学の研究では、10分間のウォーキングによって平均で60%思考能力がアップすることが分かっています。ウォーキングにより新鮮な酸素をより多く取り込むことができ脳に血液が送られ、頭の回転がよくなるんですね。

 

アイデアが出やすい環境とは

イリノイ大学のRavi Mehtaらの研究によると、70デシベル程度の雑音がクリエイティブな作業をはかどらせるということが分かっています。

 

70デシベルというと高速道路を車で走ってる時。もしくはカフェで周りがおしゃべりしている時ぐらいの大きさですね。これが85デシベル以上になってくると雑音が邪魔になり集中が妨げられてしまうんです。例えば電車の中とかがそれくらいの雑音。

 

なので、適度な雑音がある場所を選んでクリエイティブな作業をすると効率あがります。あと場所が決まってて動けないならYouTubeで作業用の雑音を聞きながら作業するか、海外のカフェの雑音が聞ける「コーヒティビティ(Coffitivity)」というアプリがけっこういい感じです。

まとめ

そんな訳で、アイデアを出すことの超前提は一人でやることですね。あとは体を動かしたり、適度な雑音を求めたりすることでさらにアイデアが出やすくなってきます。

まちがっても、椅子に座って大勢の人とアイデアを出し合うなんてことはやるなというのが科学の見解でした。

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