怒りが抑えられない行動経済学的な理由

以前、人は怒った時に二次感情で伝えようとするって記事を書きましたが、これが怒りが沸いてくる原因です。

 

しかし、アドラー心理学は考え方の要素が強いので、分かりづらいところもあるかとは思うので、生物学的に怒りをコントロールし、素直に自分の気持ちを伝えるための方法について書きます。

感情は強いが、立場は論理の方が上

行動経済学者で心理学者のダニエル・カーネマンは人間の思考は大きく以下の2つに分かれるといいます。

  • システム1 (感情的)
  • システム2 (論理的)

基本的には感情の方が力が強く、感情のいうことに振り回されてしまいます。これがいわゆる頭でわかってても行動に移せないって奴ですね。

 

で、感情をつかさどってる脳の部分が扁桃体で結構古い脳なんですね。

 

なので本能が植え付けられてるので割りと新しいの脳である論理を司る前頭葉よりもパワーが強いんです。

 

しかし、前頭葉の方が立場は上なんです。

 

扁桃体を飼いならしているんですね。

 

なので扁桃体を調教することができるので前頭葉の言うことを聞かせることができるんです。

 

前頭葉の調教する力が弱いと、扁桃体が暴走をしたときに止められずに怒りが爆発してしまう。これが怒りが起こる原因です。

 

なので、脳の前頭葉を鍛えれば、感情をコントロールすることができるようになるんです。

 

そしてこれは瞑想や習慣化によって鍛えることができます。

 

しかし、瞑想で前頭葉に変化が出るのは27時間の瞑想をしなければならず、習慣化には21~66日かかるといわれています。

 

ただちょっと長いので、その場で短期的に怒りをコントロールする方法をご紹介いたしましょう。

感情から意識をそらすテクニック

オハイオ州立大学のDominik Mischkowskiらが行った研究では事態を少し離れて観察することで感情がコントロールできるということが分かっています。

 

これは、前紹介した「脱フュージョン」っぽいんですが、今起こってる感情や出来事を客観的にみることで判断能力が向上し、怒りが鎮められるというテクでございます。

 

また人は具体的、主観的になることで視野が狭くなりアイデアが出にくくなってしまうということも分かっておりますんで、ものごとからズームアウトすると落着きを取り戻せるんですね。

 

怒りが復活しそうになったらリアプレイザルが効果的

怒りを鎮静しても、あとになってやっぱりむかつくってことがあると思います。

 

そんな時は怒りを再評価(リアプレイザル)すると感情をコントロールできることが分かってます。

 

例えば、上司に怒られて「やっぱり絶対俺は間違ってないよな」ってイライラが戻ってきたら、「まぁ上司はなんか嫌なことでもあったんだろう」と再評価するんです。

 

これは、数々の脳について研究で再評価は扁桃体にダイレクトに影響を与えることができ、再評価がうまければ、うまいほど人間関係もよくなり感情に飲まれることがなくなるんだとか。

まとめ

というわけで、怒りをコントロールする方法について書いていきました。感情に意識が集中するのがよくないんがよくないんですね。

 

怒りが起きた時に自分を俯瞰的見れるようになっておくとGood。さらに瞑想を習慣化させるとGood。

https://teshy-psy.com/2016/12/22/meisou/

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